もう一度見たいsex and the city名シーン
sex and the cityは1998年から2004年にかけて放映されたNYを舞台にしたラブコメディ。日本でも大ビームとなり、その後映画も上映されました。
放映時、20代だったあなたも、夢中になって見たのでは?
でも、sex and the cityは、年齢が経つと、その見方もまた変わってきます。
10年以上たった今でもすたれないファッションもそうですが、もう一度見なおしたいメーシーンをご紹介します。
■キャリーがランウェイの上で派手に転び、立ち上がるシーン
シーズン4の2話「素顔のままで」で出てくるシーンですが、転んだあとに立ち上がる際のキャリーの言葉が秀逸。
「現実を生きる人たちが人生につまづいた時は、立ち上がってまた歩き始める。だから私もそうした」
立ち上がったキャリーは、どのモデルよりもいきいきと輝いています。
また、劇中に流れるCheryl Lynnの「Got to be Real」も秀逸。
■サマンサが髪を剃るのを見たスミスが自らの髪もそるシーン
シーズン6の16話に出てくるシーン。乳がんに侵され、再発予防治療を受けるのですが、その副作用で髪が抜けてしまいます。それを最初はカツラなどで隠そうとしますが、そこはサマンサ。思い切ってスキンヘッドにしようと、洗面所でバリカンを手にし、髪を剃り始めます。すると、恋人のスミスが登場。その現場を見てしまうのです。そして、スミスがとった行動は・・・
■ミランダがスティーブにプロポーズするシーン
シーズン6の12話に出てくるシーン。
別れたり、つきあったり、好きなのに別の人と恋したりと複雑な関係を繰り返す二人ですが、ようやくミランダは、本当に愛しているのはスティーブただ1人だと気づきます。
そして、喧嘩する老夫婦を目にしながら「ああいう風にはなりたくないわ」と冗談を交わしつつ、ビールを飲みながらミランダはとうとうプロポーズの言葉をスティーブに投げかけるのです。
■シャーロットがハリーにプロポーズされるシーン
シーズン6の2話に出てくるシーンですが、完璧な男性を求めていたシャーロットが、意外にもハゲで下品なハリーに真剣に恋してしまっていることに気づきます。ハリーと別れてからも複数の男性とデートをしますが、いまいちピンとこない。
そんなとき、あるユダヤの会合で「ハゲばっかり」と言っている二人組の女性の言葉で、会場にハリーがいないかを探すのです。
すると、そこには・・・・
この物語の見どころは、キャリーの華麗なるNY生活と、友人たちの大胆なセックスライフですが、根底にあるのは30才を超え、真の愛をそれぞれが見つけていく物語。ルックスじゃない、お金持ちかどうかなんて関係ない、年齢差なんて関係ない。そして、1人であっても前を向いて歩いて行く。
そんな勇気をくれる名作です。